中国ではネット規制が厳しく、日本で最も使われているLINEは使用することができません。
中国国内で1番メジャーなトークアプリは「微信(WeChat)」であり、その使用率は2023年にはユーザー数13億人を突破しています。
今回は「微信」について徹底解説をしていきます!
「微信」の基本機能や使用する際の注意点についても説明をしていくのでぜひ最後までご覧ください。
微信とは

微信とは、中国国内のトークアプリとして1番使用されているアプリです。
2011年にテンセント社によって開発されました。
微信は日本のトークアプリ「LINE」と同じように、通話やビデオ通話なども無料で使用することができます。
また現在は通話やトーク機能以外にも様々な便利機能が付随しており、中国人の日常生活では欠かせない位置づけとなっています。
微信とWeChatには違いがあります。
微信:中国版アプリ
WeChat:国際版アプリ
使用できる機能もWeChatは微信より制限されています。
微信の基本機能

微信の基本機能は大きく分けて7つの機能があります。
早速7つの機能について以下に説明をしていきますのでご覧ください。
①コミュニケーション機能
メッセージ・通話機能が備わっています。
ビデオ通話をすることや、音声メッセージを送信、写真や動画の送信も出来るので、基本的な機能はLINEと大差ありません。
自分の位置情報を相手に共有することや、画面共有、ビデオ通話会議などもすることができます。
ExcelやWordなどのファイルも送受信が可能で、ビジネスチャットとしても活用することが可能と言えます。
②決済機能
「微信支付(WeChat Pay)」といった決済機能がついています。
中国のほとんどの支払いに対応しており、決済や残高確認も簡単に行うことができます。
登録方法はとてもシンプルであり、自分の微信支付に銀行口座を登録するだけです。
ネットショップや実店舗のどちらでも利用が可能で、最近では日本国内の決済サービスにも微信支付での支払いが対応しているところも増えてきました。
また微信には送金機能もついており、微信内であれば手軽に送金を行うこともできます。
③検索機能
検索機能がついており、以下の項目を検索することが可能です。
モーメンツ投稿
記事
公式アカウントの投稿
ミニプログラム
WeChatチャンネル
他の検索エンジンを使用しなくても微信内で全て簡潔することが出来る便利なアプリだと言えますよね。
④予約機能
予約機能がついています。
ホテルの予約、タクシーの予約、チケットの予約、ホテル予約など、様々な予約をすることが可能です。
⑤QRコードのスキャン・シェイク
QRコードのスキャンや、アプリを起動しながらスマホを上下に振ることで簡単に連絡先を交換することができます。
⑥投稿機能・トップニュース機能
投稿機能の中には、モーメンツ機能とチャンネル機能があります。
一つ目のモーメンツ機能は自身の写真・動画などの投稿ができ、XやInstagramのような投稿機能と似ていると言えます。
二つ目はチャンネル機能で、2020年からは追加されました。
tiktokのような動画を投稿やライブ配信機能もついており、企業マーケティングとして活用することもできますよね。
また微信にはトップニュース機能もついており、今中国国内で起きているニュースや話題について知ることも可能です。
⑦ミニプログラム機能
簡潔に説明をすると「アプリの中にあるアプリ」となります。
その他アプリをダウンロードすることなく、微信内で簡易版のアプリを使うことができる機能です。
詳しい説明は記事内後半でしていきます。
微信が中国で圧倒的支持を得ている理由

中国で圧倒的な支持を得ている理由は、このアプリ一つですべてが完結するという点です。
これは上記でも説明をした「ミニプログラム機能」が大きく関わってきます。
アプリをダウンロードするごとに初期設定やパスワードなどの登録作業があり、ユーザー側からすると煩わしさを感じることもありますよね。
微信はそのような煩わしさを解消している点が大きな支持を得ている理由と言えるでしょう。
ミニプログラムとは?

ミニプログラムとは、上述してきた通り「アプリの中にあるアプリ」のことです。
例えば美容室の予約をしたい!と思った場合、多くの人は美容室専門の予約アプリをダウンロードしますよね。
このミニプログラムを利用すれば、わざわざ美容室のアプリをダウンロードせずとも微信内で予約をすることができます。
この手軽さと便利さがミニプログラムの特徴と言えます。
ミニプログラムの人気は年々急上昇
ミニプログラムの人気は年々上昇しており、2023年9月にはアクティブユーザーがおよそ9億人になりました。

ユーザーは一日に平均15-16回利用し、平均利用時間は60分以上という調査結果もでているようです。
今後も利用率は上がり続けることでしょう。
ミニプログラムを導入している日本企業
日本企業も微信のミニプログラムを活用している事例があります。
1.ニトリ

2.イオン

3.蔦屋書房

4.鎌倉シャツ

ミニプログラムを利用することで売り上げアップへの期待などもできますよね。
しかし注意点として、リスクも存在しているということです。
情報漏洩のリスクや微信支付に関する偽造QRコードによる詐欺トラブルなども考えられます。
そして多くのミニプログラムにはGPS機能があるため、場合によっては居場所特定されて犯罪に巻き込まれる可能性も0ではありません。
微信を使用する際の注意点

微信は中国アプリであるため、サイバーパトロールにより監視がされています。
そのため中国や中国共産党に関する誹謗中傷、中国を覆そうとするやり取りなどをした場合、アカウントを停止される可能性もあります。
またことの重大性によっては拘束の恐れもあります。
日本は違う法律が中国には数多く存在しているので、微信で発言をする際は注意が必要です。
まとめ
今回は微信つにいて徹底解説をしました。
微信は中国国内で生活をする人々にとって欠かせないアプリであることがわかりましたよね。
ビジネスをする上で必要な微信のツールについてはコチラの記事で紹介をしています。
ぜひ参考にしてみてください。

