中国のコミュニケーションアプリ「WeChat」はビジネスとしても活用ができるアプリです。
通話やメッセージの送信機能だけではなく、ライブ配信機能やミニプログラムなど多彩な機能を備えています。
今回はそんなWeChatの機能の中でもビジネスに焦点を当てた素晴らしい機能を紹介していきます。
WeChatを使ったマーケティングや中国でのビジネスを検討している方はぜひ最後までご覧ください。
WeChatのビジネス機能は主に4つ

WeChatには主に3つのビジネス機能があります。
それは、ミニプログラム、公式アカウント、ビデオ号です。
早速以下にそれぞれの機能について説明をしていきます。
1.ミニプログラム
ミニプログラムとは、WeChat内にあるアプリのことで新たにアプリをダウンロードをすることは不要です。
ミニプログラムを利用することで以下のことがダウンロード不要で可能です。

QRコードを読み込むだけですぐに利用することができるのがミニプログラムの特徴といえます。
また使用場面としては以下の場面での使用が想定されます。
①航空チケットの手配、リムジンバスの手配
②ホテルなどの宿泊施設の予約、決済
③鉄道の予約決済、音声通訳
④観光地での施設チケット予約、決済
⑤越境ECショッピングでの決済、免税手続き、クーポン発行
⑥レストラン予約、決済
現在日本でもミニプログラムを導入した企業は増えており、インバウンド需要に向けた対策に拍車がかかっていると言えるでしょう。
またWeChatは多くの中国人が利用するもはや国民的アプリであり、ミニプログラムは中国人が生活をする上で欠かせない存在になっています。
今後もミニプログラムの機能は向上し続けると予想ができ、中国に向けたマーケティングを考えている場合はミニプログラムの利用したサービスを検討することが良いと思われます。
2.公式アカウント
公式アカウントは顧客ロイヤリティの向上など、主にCRMを目的としています。
中国国内の300を超える企業に利用されており、ユーザーに対しチャットを送れるだけではなく広告などの配信を行うことも可能です。
また決済機能を利用することで商取引をおこなうこともできるなど、ビジネスの場面では大活躍をする機能の一つと言えます。
WeChatの中には主に「サービスアカウント」「購読アカウント」「企業アカウント」の3つのが存在しており、それぞれに特徴があります。
1.サービスアカウント
・一般企業のプロモーション活動やマーケティング活動に適したアカウント
・個人ユーザーとは友達のような形で繋がることが可能
2.購読アカウント
・メディアや個人向けに用意されているアカウント
・毎日記事を配信することが可能だが通常のチャット画面には非表示
3.企業アカウント
・企業内のクローズ環境で使うためのアカウント
・情報漏えいリスクを減らすため、企業内専用チャットを導入する企業が増加傾向
なかでもサービスアカウントはユーザーとの強い関係を築ける機能が豊富であり、以下のような機能が備えられています。
メッセージプッシュ機能、自動返信、メニュー機能設置、分析機能、カスタマー機能、クーポン機能、ショップ機能
多くの日本企業もWeChatの公式アカウントを導入しており、中国人に対する効果的なマーケティングができています。
3.ビデオ号
ビデオ号とはWeChat内の短尺動画&LIVE配信機能のことです。
2020年2月にテンセントがこの機能を公開し多くの一般人やインフルエンサー、そして企業が利用をしています。
ショート動画視聴アプリをダウンロードせずとも、WeChat内で同じように動画を楽しむことが出来るのが魅力ですよね。
ビデオ号には以下の機能が備わっています。
1.ライブ配信を行える
動画配信だけではなく、リアルタイムで配信をすることが出来ます。
WeChatの機能を使えば、自分の近くで配信をしている配信者を探すことも可能です(現在は中国国内のみ可能)
2.投げ銭機能がある
他のショート動画アプリと同じように投げ銭機能も備わっています。
視聴者はWeBeansという仮想通過を購入して、配信者を応援することも可能です。
3.ライブコマース機能がある
ミニプログラムで作ったECサイトを連携できる機能であり、商品をリアルタイムで実演販売することができます。
近年中国ではライブコマース機能が急成長しており、中国でビジネス販売をそていくのであれば必ず利用したい機能ですよね。
4.ライブ配信者とチャットができる
自分の配信を見ている視聴者と直接チャットでやり取りをすることができます。
配信者と視聴者の距離が近くなり、関係の強化が期待できそうですよね。
特にミニプログラムがおすすめ
WeChatには多彩なビジネス機能が備わっていますが、1番おすすめなビジネス機能はミニプログラムと言えます。
中国国内だけではなく、訪日する中国人にとっても1番利用しやすいアプリがWeChatでありミニプログラムです。
日本国内での電車の利用方法や目的地までの道順、ホテルやタクシーの予約・決済、翻訳機能にクーポンの取得…。
そんな煩わしい問題をミニプログラムのみで解決することができます。
多彩な機能をミニプログラムだけで簡潔でき、不要なアプリをダウンロードしない点もメリットの一つである
また利用する側だけではなく、サービスを提供する企業側にもメリットが大きいのがミニプログラムの特徴です。
中国国内での事業や訪日中国人にアプローチをかけていく場合、ミニプログラムを活用することは今後の売り上げにも大きな変化をもたらすことでしょう。
ミニプログラムを利用するには?
ミニプログラムを利用するためにはテンセント社へ申し込み手続きをし、加盟店として審査が通れば利用することが可能です。
多くの場合は代理店を遠してこの手続きを行います。
審査通過後は専用のアプリをダウンロードし、利用をはじめていくという形になります。
ミニプログラム制作費用
ミニプログラムの制作費用には最低でも20万~はかかります。
テンプレートを利用する場合は制作費を抑えることは可能ですが、オリジナルのページや機能構築し作成するとなると価格は高くなっていきます。
また納期は最大2カ月前後と見積もっておきましょう。
テンプレートを利用する場合の納期は2~3週間前後と言われており、今すぐにミニプログラムを活用したい!という方はテンプレートを利用した構築がおすすめです。
まとめ
今回はWeChatの機能の中でもビジネスに焦点を当てて紹介をしていきました。
中国でのビジネスや訪日中国人に向けてビジョンを展開していく場合には、WeChatをダウンロードし使いこなしていくことが重要です。
中国人にとってWeChatは日常生活には欠かせないアプリであり、なかでもミニプログラムはなくてはならない存在です。
WeChat機能に関する疑問やご相談などについて当社では無料で行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

