2025年に開催中の大阪万博の影響もあり、海外の観光客は大阪に集まっています。
反響に相まって「何かの収益に繋げたい」「今からインバウンド対策をするのでは遅すぎる?」と考えている企業も多いのではないでしょうか?
今からでも遅くありません!
今回は中国人に人気のSNSアプリ、REDを読み解くことがインバウンド対策へつながることについて、解説します。
今からでも何か行動を起こしたいと思っている方や企業の方はぜひ最後までお読みください。
中国で人気のREDとは?

REDは、中国の若い女性を中心に大人気のアプリで、REDNOTE、小紅書とも呼ばれ、旅行やファッション、メイク、ペットなどのライフスタイルを発信するSNSの場です。
REDユーザーたちはコンテンツを発信するとともに、SNS上で他のユーザーとのやり取りを楽しんだり、知りたい情報をリサーチしたりしています。
また、コンテンツ発信とともにECプラットフォーム(企業アカウントなど特定の条件を満たした場合)としても活用できることから、中国進出を目指す日本企業にも注目されています。
特に多くの企業が注目しているのは、下記の点です。
- ホームページの代わりに公式サイトとして利用する
- インバウンド対策として使用する
- ECプラットフォームやライブ発信を活用して収益に繋げる
例えば、2025年に大阪で開催されている万博目当てで、多くの外国人観光客が訪れていますがその中にはもちろん中国人も含まれます。
彼らは、REDを使って情報収集したり、リアルな旅行情報を発信したりしており、それらの情報を次の観光客が参考にするという流れが出来上がっています。
その結果、今大阪は大人気に!観光客にとって、HOTなスポットになってるのです。
それで、今、この段階でREDを導入するなら、中国人観光客のRED利用の流れに上手に乗れます。
では、実際にREDでは万博や大阪旅行情報について、どんな発信をしているのか実際に見てみましょう。

REDから読み解く万博のリアルな声を紹介!

REDには万博を訪れた、中国人観光客たちが、万博でのリアルな声を発信しています。
それぞれ個性にあふれた、発信をしていますが、いくつかを見てみましょう。

引用:RED
こちらは「蜡笔小豪」さんの投稿です。チケットの購入、入り口で人が並んでいる様子を始め「ミャクミャク」やガンダムの説明、実際に入ったパビリオンの説明などが丁寧に投稿されています。
ただ楽しんでいる様子を投稿しているだけでなく、情報を理路整然と提供しているので、男女問わず喜びそうな内容です。
REDは女性が多い特徴がありますが、こちらは男性の投稿。REDの利用が広がってきている様子も、垣間見られます。
またユーザーからは投稿内容や万博の状況について質問したコメントも寄せられ「会場でチケットを購入すると人が多すぎるからできればオンラインで先にチケットを購入した方が良い」「週末は人が多い」などの、情報交換の場にもなっています。

引用:RED
続いて「Todolist」さんの投稿。中国パビリオンに関するショート動画で、1分未満で、簡単に中国セッションについての情報を得られます。
中国セッションの内容とともに、記念にお土産を購入したことなどが載せられています。
若い女性も楽しく旅行できそうな魅力的な内容がギュッと詰まった動画です。
REDで中国セッションを紹介している投稿は多く、海外で自分の国がどのように紹介されているのか興味があることを感じます。

引用:RED
最後に「大丸松坂屋百貨店」の公式サイトの投稿です。
万博にちなんだ文具の紹介をしています。
文具のおすすめポイントや万博のショップでしか購入できない限定商品を短く紹介しているので、ユーザーも興味を持っているようです。
実際に購入した商品を、写真付きでコメント欄に載せているユーザーもいます。
このように、ユーザー側として、万博を楽しんでいる様子を投稿したり、企業側がインバウンド対策として万博の商品やイベントコンテンツを紹介したりしている様子がよく分かります。
コンテンツ発信から読み解くREDの傾向
REDでの万博に関するコンテンツ発信ではただの情報だけでなく「実際に体験してみた」「購入してみた」「食べてみた」「演出が良い」など、体験につながることや、演出のクオリティの高さなどが話題になりがちです。
また、パビリオンだけでなく、効率的なチケットの購入方法、効率的な周り方、案内が分かりやすいか、海外観光客への配慮が良いかなども話題になっています。
若い世代の人たちは「万博に行く価値があるのか」「見る価値のあるパビリオンはどこか」という観点から、情報発信したり収集したりしている人が多いと伺えるでしょう。

REDから読み解く大阪観光のリアルな声を紹介!

万博目的で大阪を訪れた観光客たちは「万博を見たらすぐに帰国」とはなりません。
せっかく日本に来たのだから「気になる大阪のグルメを堪能しよう」「他の観光地も回ろう」「ショッピングを楽しもう」となるのは当然の流れです。
多くのREDユーザーたちも大阪観光を堪能し、大阪での出来事や、おすすめのショップなどをREDで発信しています。
実際の投稿内容を少し見てみましょう。

引用:RED
初めに紹介するのは「羽生结月」の投稿です。
ユニバーサルスタジオジャパン、大阪グルメ、ショッピングなど、自身が大阪観光を楽しんでいる様子やおすすめポイントを紹介しています。
旅行に便利なクレジットカードの情報や免税情報など、実際的な情報も丁寧に説明しているので、ユーザーたちにも注目されているようです。
コメント欄でも、クレジットカードや観光スポットの場所に関する質問や、ユニバーサルスタジオでの時間が足りなかったことに関する内容で大いに盛り上がっています。

引用:RED
次に紹介するのは「快乐喜悦的麻麻」の投稿です。
子どもを連れた大阪・京都・奈良への家族旅行の様子を投稿しています。
旅行にかかった費用や、利用した航空会社、ホテル情報なども詳しく載せているため、家族旅行を計画しているユーザーたちの参考になっているようです。
コメント欄でも、交通費の子ども料金や子ども連れの旅行に関する注意点、旅行した時期などに関する質問が寄せられています。
このアカウントユーザーは中国系マレーシア人ですが、REDが中国人だけでなく他の国々でも広がっていることが伺えます。

REDがインバウンド対策になる理由とは?

このように、REDは特に中国語を母語とする人たちの間で大人気のアプリです。
大手日本企業の多くはREDを導入し、インバウンド対策として活用しています。
REDの導入がインバウンド対策となる理由とは、次のとおりです。
- 中国人の若者はREDを情報収集の手段にしている
- REDユーザー同士でのリアルなやり取りも盛んに行われている
- インフルエンサー(KOL)に憧れている若者も多い
- REDにはECプラットフォーム機能もある
では、それぞれ詳しく見ていきましょう。
中国人の若者はREDを情報収集の手段にしている
実際の投稿内容からも分かるように、中国人はもちろん、多くの海外観光客にとってREDは重要な情報収集の場になっています。
上記のコンテンツはほんの一部でしかありませんが、次のような情報が収められていました。
- 大阪のグルメ情報
- 楽しかった観光スポット
- 交通料金や旅行費に関する詳しい情報
- グルメスポット
- ショッピングの様子
- 便利なクレジットカード情報
- 効率的なチケット購入方法
日本でも旅行やショッピング、グルメ情報収集する際に、InstagramやYouTubeを参考にする人が増えていますが、中国(特に若者の間)ではREDがその役割を担っています。
それで、自分たちの商品やサービス内容を、多くの観光客に注目してもらうためにも観光客が何を求めているのか知るためにも、REDの導入は欠かせません。

REDユーザー同士でのリアルなやり取りも盛んに行われている
REDではユーザー同士のリアルなやり取りが活発で、重要視されています。
上記の「蜡笔小豪」「羽生结月」「快乐喜悦的麻麻」のコメント欄でも、投稿したコンテンツ欄を見た人が思ったことを自由にコメントしたり質問を書き込んだりしている様子を伺えます。
REDのコメント欄の特徴は以下のとおりです。
- 質問やコメント内容に全く関係のない人が参戦したり答えたりしている
- 時には漫才のようなテンポの良いやり取りになることも
面白いコメントのやり取りをただ楽しむことを目的に使用しているユーザーもいるほどです。
このようなコメントは楽しいだけでなく実用的な情報提供の場ともなっており、ユーザーの情報収集の方法でもあります。
ユーザー同士のやり取りの中に、企業のサービス情報に関するポジティブな内容が含まれている場合、収益に繋がりインバウンド対策へとなるでしょう。
また企業アカウントとして積極的にコメントに参加するなら、ユーザーの信用を勝ち取れます。
インフルエンサー(KOL)に憧れている若者が多い
中国の若者たちの中には、インフルエンサー(KOL)に憧れている人も多く、商品を購入したり、サービスを利用したり旅行先を決めたりする際に参考にしています。
中国で人気のインフルエンサーが、日本のショップやグルメ、商品を紹介すると、収益アップに直接つながる確率が格段に上がります。
実際に、中国の人気インフルエンサーとコラボしてライブ発信やキャンペーンを実施し、売上につている日本企業も少なくありません。
REDにはECプラットフォームもついている
REDの使い方の主な目的は、コンテンツの投稿ですが、一定の条件を満たしているアカウントに限って(企業アカウントなど)ECプラットフォームの利用も可能です。
REDでは、規定により他のリンク先へ誘導することはできませんが、RED内でECプラットフォームを使えるため、上手に活用することで利益へと直結します。
例えば、下記のような流れが出来上がります。
- 気になる商品がある
- その商品に関する他のユーザーやインフルエンサーが実際に使用している画像を見たり、コメントをチェックしたりする
- やっぱり買いたいと思う
- REDのECプラットフォームから直接購入
コンテンツ投稿をチェックした後で購入するという自然な流れができるため、ユーザーには余計な手間が省けるメリットがあります。
また、企業側としては、REDを通して収益がアップするという大きなメリットがあるのです。
例えば、上記の大阪観光に関する投稿内に出てきたショップの中に、REDの導入をしている店舗があると仮定しましょう。
「フォロワーにはクーポン発信」などの特典がある場合、美味しそうなグルメやオシャレな商品に惹かれて、フォロワーとなり、ショップに訪れるユーザーも増えると想定できます。

REDを導入してインバウンド対策する近道とは?

REDを導入して、インバウンド対策するための近道は、代行運営を頼むことです。
REDの企業ドメインを開設するのは、個人ドメインの開設とは異なり、複雑な手続きが伴います。
観光客が日本に注目している今、できるだけ早くインバウンド対策をするためには、プロに頼むのが手っ取り早いでしょう。
しかしながら、独自でドメインを開設できないわけではありません。
独自で開設する場合、独自でREDドメインを開設するリスクや代行運用を頼むメリットについて、理解しておくことが大切です。
- 手続きに時間がかかる
- 中国語をマスターしている必要がある
- 運営を軌道に乗せるのに時間がかかる
- NG行為が多くバンされるリスクが高い
独自でドメインを開設する場合、ドメイン開設と軌道に乗せるまでに時間がかかります。
また、中国の政府の方針に伴い、NG行為が多いため、知らずに利用するとバンされます。
実際に、アカウントが急に凍結され、復元できずに苦労している企業も少なくありません。
代行運用にはこういったリスクを解消し、運営を軌道に乗せるメリットがあります。
代行運営に関する詳しい情報は、下記を参考にしてください。

REDの特徴をつかんでインバウンド対策へ役立てよう!

今回は、外国人観光客にとってもホットな話題である「大阪観光」や「万博」に関するREDの投稿内容から、ユーザーの特徴や、関心事について考えました。
REDユーザーたちは、REDを通して「美味しいグルメ」「楽しめる場所」「クオリティの高い商品が買える場所」など、行く価値のある場所を決めています。
さらに、移動手段やホテル情報、チケットの購入などについての情報交換によって、外国人観光客にとって行きやすい場所を見極めています。
今やユーザーたちにとってもREDは単なるコンテンツ発信の場所だけではありません。
重要な情報収集の場所ともなっているのです。
そのため、企業としてREDを導入することは、中国ビジネス進出やインバウンド対策には欠かせません。
しかしながら企業としてREDアカウントを開設し、運営を軌道に乗せるにはいくつかのリスクが伴うのも事実です。
Leeソリューションでは、RED代行運用を始め、アカウント凍結の相談、インバウンド対策に伴う相談なども承っています。
気軽な相談も受け付けておりますので、ご気軽にご相談ください。

