中国市場への進出や、インバウンド対策としてRED(小紅書)の開設を検討する企業は多くなってきています。
「企業としてREDを開設するメリットはなに?」
「REDを開設すると本当に収益が上がるの?」
と考えることはありませんか。
この記事では、企業がREDを開設することのメリットについて、徹底解説します。
中国市場への進出を考えている方や、中国人をターゲットにビジネスを展開したい方はぜひ最後までお読みください。
企業がREDを開設するメリット

企業アカウントでREDを開設する場合、個人アカウントの開設に比べてさまざまな条件をクリアする必要があります。
そのため「わざわざ企業アカウントを開設するメリットがあるのだろうか」と感じるのも当然です。
しかしながら、企業が企業アカウントでREDを開設することには、下記のメリットがあります。
- 信頼性の向上につながる
- ECサイトを有効的に活用できる
- ライブコマースを使って効果的にプロモーションできる
- 企業の情報を効率的に拡散できる
では、それぞれのメリットについて具体的に見ていきましょう。
信頼性の向上につながる
中国ではREDの信頼度が高いため、企業アカウントが公式アカウントとなり、信頼性の向上につながります。
REDは中国のAPPなので、企業アカウントとして登録するためには中国のルールに従って登録、運営しなければなりません。
REDの企業アカウント登録や運営に必要な条件の一部を、下記にまとめました。
- 合法的に企業設立していること
- REDプラットフォーム上で企業アカウントとして認定されていること(REDの審査を通過していること)
- 中国か香港の法人であること
- REDの利用規約を守っていること
- 中国政府が要求する禁止事項を守っていること
このように中国政府やRED運営側の条件を満たしていることや、中国で法人登録している場合にREDのアカウント登録ができます。
それで、REDで企業登録している日本の企業だと、REDユーザーが信頼して「フォローする」「サービスを購入する」といった行動を起こしやすいのです。
ECサイトを有効に活用できる
REDの企業アカウント(公式アカウント)を作成すると、ECサイトを活用できるようになります。
REDは主に画像や動画を投稿したり閲覧したりして、トレンド情報を取り入れる目的で使用するサイトですが、ECサイトもついている特徴があります。
これは、コスメ情報やライフスタイル情報などのコンテンツを閲覧しているユーザーが「この商品欲しい!」と思ったら、そのまま同じRED内ですぐに購入できるという意味です。
そのためREDのことをInstagramとAmazonが一緒になったようなアプリと表現されることもあります。
企業側としては、コンテンツ投稿と共にECサイトを上手に活用することで大きな売り上げにつながるメリットが出てくるでしょう。
ライブコマースを使って効果的にプロモーションできる

REDの企業アカウントを作成するもう1つの大きなメリットは、ライブコマースを使えることです。
ライブコマースでの発信の一例は、次のとおりです。
- ショップ情報を発信する
- 商品やサービスの使い方を発信する
- クーポンや期間限定キャンペーンなどお得情報を発信する
- 質問コーナーなどでユーザー参加型の発信をする
このように、ショップやサービス情報を紹介したり、お得情報や参加型などのキャンペーンを発信したりすることでREDユーザーへの知名度が上がります。
結果的に収益やフォロワー数がアップし、インバウンド対策へもつながるでしょう。
企業の情報を効率的に拡散できる
REDのユーザー数の多さを考えると、企業の情報を効果的に拡散するメリットが大きいでしょう。
中国でのREDのアクティブユーザー数は3億人を超えるといわれ、アメリカや東南アジアでもさらに人気上昇中です。
また、東南アジア圏では中国語が理解できる華僑も多く住んでいます。
このように、REDの市場規模がかなり大きく、企業の認知度を上げるためのプラットフォームとして重要な役割を果たします。
実際にREDを運営し、成功している日本企業に関する情報は、下記の記事を参考にしてください。

日本企業が中国進出するメリットや、注意点については下記の記事を参考にしてください。

REDの開設でHP機能の代わりにするメリット

REDで企業アカウントの開設をすると、中国ではHP機能代わりにもなり、下記のメリットがあります。
- ターゲット層に集中したアプローチができる
- 中国市場ではREDの信頼性が高い
- 工夫次第でいろいろなアプローチができる
中国語でSEO対策しながらホームページを作って更新を続けるのには、多くのコストと労力がかかります。
さらに、ホームページが認知されるまでには時間がかかりますので、すでに多くのユーザーがいるREDをHP機能代わりに使うメリットは大きいでしょう。
この項目では、それぞれのメリットについてさらに詳しく考えます。
ターゲット層に集中したアプローチができる
REDを使用すると、ターゲット層に集中したアプローチができるので、効率良く集客できます。
REDのユーザー層は、Z世代を中心とした若い女性で、比較的お金に余裕がある消費意欲の高い人たちです(最近は男性のユーザーもふえてきています)。
「少し高くても本当に良いものを買いたい」「自分にとってプラスとなる生活を送りたい」と生活の質を向上させることを望んでいるため、REDで得た情報を自分たちのライフスタイルにも取り込んでいます。
特に良質な海外製品、美容、ファッション、旅行、グルメなどに関心を持ち、サービスを試したり、旅行先へ赴いたりする前に、REDの投稿から口コミを確認します。
このようなユーザーの特徴を掴み、関心事に合わせてコンテンツを発信するなら、ターゲット層にヒットしやすいでしょう。
中国市場ではREDの信頼性が高い

中国市場では、REDの信頼性が高いため最近では「中国進出するならまずREDを開設する」という動きがあるほどです。
上記の項目でも取り上げたように、海外の企業がREDで企業アカウントを開設する場合、ある程度の条件をクリアしなければなりません。
そのためREDで企業の公式アカウントを運営している会社は、REDユーザーに信用されやすいのです。
日本では有名な大手な会社であったとしても、中国人にとっては得体の知れない会社である可能性も少なくありません。
そんな中国市場で信頼を勝ち取るためには、中国人が信用しているアプリを開設するメリットは大きいでしょう。
工夫次第でいろいろなアプローチができる
REDの企業アカウントは、ライブコマース、ECサイトなどいろいろな機能が使えるため、工夫次第でいろいろなアプローチができます。
例えば成功している企業のアプローチの一例を、下記にまとめました。
【ユニクロ】
シーズンごとに新規プロモーションを企画・ユニクロファッションを楽しめるレビューコンテストを実施
【マツモトキヨシ】
インバウンド対策を重視したアプローチ・ユーザーが買いたくなるような魅力的な動画を定期的にアップ
このように、ユーザーが動画コンテンツを投稿したり、ユーザー参加型の企画を設けたりするなど、ユーザーを飽きさせない工夫ができるでしょう。
どんな機能を使いこなすか、どのようなアプローチをするのかは、企業の工夫次第です。

REDで効率的に運営するポイント

REDで効率的に運営するためのポイントは、次のとおりです。
- インフルエンサー(KOL)とコラボする
- 本当に有益なコンテンツを発信する
- ユーザーのライフスタイルに合わせた内容を発信する
- 丁寧な運営を心がける
中国のSNS市場ではインフルエンサー(KOL)の信頼度が高く、特にREDユーザーであるZ世代はインフルエンサーの口コミやコンテンツ内容を重視しています。
それで、日本の企業がREDでの位置を確立するためには、インフルエンサーとのコラボが不可欠です。
インフルエンサーはREDユーザーのライフスタイル、関心事を把握しているので、有益なコンテンツを発信するためにさまざまなアイデアを提供してくれるでしょう。
また、REDユーザーの多くは、ユーザー同士のやり取りを大切にしています。
コメントに参加していない別のユーザーもコメントに注目し、コントのような展開を見せる、やり取りを楽しんでいることも少なくありません。
それで、企業としてもユーザーからの質問やコメントに丁寧に返信するなど、ユーザーとの繋がりを持つことも大切です。
反対にライブコマースやキャンペーンのときだけ活発になる企業アカウントは、注目されない可能性が高いでしょう。

HP機能代わりにREDを運営する上での注意点

HP機能代わりとしてREDを運営する上で、下記のことを注意する必要があります。
- 中国語や中国の文化に対する理解が必要
- RED規約や中国の法律を守らなければならない
- インフルエンサー(KOL)とコラボせずに独自でフォロワー数を増やすのは現実的に難しい
- 企業にあったインフルエンサー(KOL)とコラボしなければ意味がない
REDは現在、日本語バージョンが出ていますので、個人アカウントを楽しむ程度であれば中国語は必要ありません。
しかし、アプリを運営したり、中国人ユーザーとコミュニケーションととったりするためには、ある程度中国語を操り、中国人の考え方を理解する必要があります。
また、中国政府やRED運営会社の規約を守り、NG行為や発言を避ける必要があるでしょう。
日本企業が独自でフォロワー数を増やすのは現実的に難しいため、インフルエンサーとのコラボが不可欠です。
とはいえ、中国のインフルエンサーは、専門が特定しているため「ただ有名だから」という理由で起用しても効果が出ません。
企業のサービス内容に特化したインフルエンサーとマッチングする必要があるでしょう。

HP機能代わりにREDを開設して効率的な収益アップを目指そう!

REDは個人アカウントを開設して、コンテンツ発信を楽しむのはもちろん、企業の公式アカウントを持つことでHP機能代わりに活用することも可能です。
コンテンツ機能と、ECプラットフォーム、ライブコマースを1つのアプリで使用できるため、工夫次第でいろいろなアプローチができます。
とはいえ「REDの企業アカウントの開設方法が分からない」「中国市場に合わせたアプローチ法が分からない」「インフルエンサー(KOL)とマッチングできない」などの問題にぶつかることもあるでしょう。
そのようなときは、代行運用を検討するのも1つの方法です。
Leeソリューションは、REDの開設、KOLとのマッチングなどさまざまな角度から、企業さまのお力添えをしています。
中国語がペラペラで、中国文化やビジネスについてよく理解しているスタッフが通訳をはじめとしたサポートを行っています。
簡単な相談も承っていますので、ご気軽にご相談ください。

